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「JFフードサービスバイヤーズ商談会2011」来場レポート

11月8日(火)、東京都立産業貿易センター浜松町館にて「JFフードサービスバイヤーズ商談会」(主催:社団法人日本フードサービス協会)が開催されました。昨年より来場者数も多く、活気ある商談会となった会場の模様をレポートします!

昨年以上の来場者数を記録

「JFフードサービスバイヤーズ商談会」は1993年から開催されている外食企業向けの商談会です。今年は食品メーカーや各自治体・団体など約90社の企業が出展し、開場とともに多くのフード業界関係者が受付に並びました。来場者は外食企業の方が圧倒的に多く、新商品や春夏メニュー向け食材、新メニュー開発のための食材を探しに来場されました。

JF会長佐竹氏による開会セレモニー 開場と共に受付にできた来場者の行列
会場では情報交換も盛んに行われます。 某メーカーブースには新商品がずらり!

春夏メニューによる商品提案

会場では2012年春・夏向けメニュー用の商品の提案が行われていました。野菜をふんだんに使用した女性向けメニューも多く、彩り鮮やかで見栄えする商品には来場者の足も止まり、自然と試食に手が伸びてしまうようです。出展企業の方にお話を聞いたところ、いかに来場者の興味をひくことができるかが、商談成立へのポイントとのこと。また、少しでも多くの商品を口にしてもらえるよう、試食は小さめのポーションで提供することを心がけているとおっしゃっていました。

色鮮やかな野菜を中心にメニュー提案を行うブースを見かけました

2011年特別企画の「復興支援ブース」

関東大震災の被災地域(福島、宮城、茨城)の企業や風評被害を受けている企業も10社ほど出展していました。来場者に対し、熱心に商品提案をしている姿から、復興に向けて全身全霊で取り組まれている様子がヒシヒシと伝わってきます。宮城県名取市では復興事業の一環として水耕栽培事業を推進しており、実際に収穫したサニーレタスなどの葉物野菜の展示が行われていました。

水耕栽培ビジネスの内容をパネルで紹介 実際に収穫されたレタス、ルッコラを展示

こだわりのある地域色豊かな食材を集めたFOODS Info Martブース

今年も株式会社インフォマートはFOODS Info Martブースを設置し、「ASP商談システム」をご利用中の売り手企業20社とともに共同出展しました。全国から春・夏向け食材を持たれた企業が活気ある商談を行い、会場でも一番の賑わいをみせていました。桜もちやくずもち、苺の王様「甘王」を使用したシートケーキなどのデザートは、女子会向けのデザートメニューとして飲食店の方から大好評!その他にも春メニュー用に桜モチーフのうどん、夏のスタミナメニューとして肉汁たっぷりの餃子・ハンバーグなど、各企業オリジナル商品が並んでいました。焼きたてのハンバーグの試食をされた来場者の方は、大きくうなずき、そのままカタログを手に製造工程の話まで質問をしていました。出展企業からも「情報収集のためだけでなく、実取引を希望されてブースに訪れる方が多い」という声をいただきました。フェイス・トゥ・フェイスで、具体的な価格やロットについても質問がとぶ光景を目撃し、出展者・来場者、双方にとって実を結ぶ商談会だと改めて実感しました。

春の和スイーツを出展した矢野食品株式会社 春モチーフのオリジナル生うどん!
信州製麺工房 有限会社判野
ジューシーなハンバーグが大好評!
株式会社明和食品
女子会向きおすすめデザート!
五洋食品産業株式会社

フード業界から日本を元気にさせよう!「FOODS Fukko Project」

また、FOODS Info Martブースでは、特別展示として、被災地で甚大な被害に遭われた福島県の企業7社の商品を紹介する「FOODS Fukko Project」コーナーも設置しました。展示コーナーは無料で被災地企業にスペースを提供。来場したバイヤーが、「実際に購入してみたい」、「サンプルで使用したい」と思う商品のボックスに名刺を入れると、後日サンプルが発送される企画です。さらに復興に向けて頑張る企業を紹介したパネル展示も実施され、被災地の厳しい現状を再認識してもらいました。

当日出展できなかった被災地の企業には、無料展示ブースを提供。
株式会社インフォマートが取組む「FOODS Fukko Project」

宮城県の気仙沼に本社を置き、カニ・エビなどの水産製品の加工・販売を行っている株式会社カネダイ。震災による津波の影響で工場も全壊してしまったそうです。ブースに3月にボストンで開催された「シーフードショー」の日本パビリオンに出展した際、来場者からの励ましの言葉が書かれた国旗が掲げられていました。そして、「元気です!気仙沼」と書かれたポスターからも、復興へ邁進する強い思いが感じられました。現在では自社工場の再建も進み、復興への一歩を踏み出しています。
他にも今年は、北海道、新潟、静岡、香川、熊本など各県の自治体ブースに人が集まっていました。印象的だったのが、讃岐うどんで有名な香川県のブースです。地元出身のタレントを起用した「私たちはうどん県です!」と大きく書かれたポスターで地域のブランドイメージを上手に利用したブース作りをしていました。また、他県のブースを見ても、各地域にはまだまだ珍しく特色ある食材の存在を知りました。来年も今年以上に地域色溢れる商品・企業が多く出展されることを期待したいと思います!

「JFフードサービスバイヤーズ商談会2011」

開催日: 11月8日(火)
会場: 東京都立産業貿易センター浜松町館 4階
入場者数: 合計:1,674名(前回1,571名)